赤あざ
ウンナ母斑・サーモンパッチ
額やうなじなどにみられる淡い赤あざについて、自然経過を見守る場合と、 V-beam II などの色素レーザー治療を検討する場合を整理します。
自然に薄くなるものと残りやすいものがあります
サーモンパッチとウンナ母斑はいずれも血管由来の赤みですが、部位や残り方が異なります。
- 額・まぶた・うなじなどにみられる淡い赤あざを、診察で部位と経過を確認します。
- サーモンパッチは成長とともに薄くなることが多く、残存例ではレーザー治療を検討します。
- ウンナ母斑はうなじに残りやすく、髪型や衣類で隠れにくい場合に相談されます。
気になる赤みがある場合は、写真だけで判断せず診察で状態を確認します。
診察で確認すること
- 赤みの部位・範囲・濃さ
- 成長に伴う変化の有無
- 保険診療または自由診療の適応
サーモンパッチ
新生児期から額・まぶた・鼻の下などにみられる淡い赤あざです。
多くは成長とともに目立ちにくくなりますが、残る場合は色素レーザー治療の対象になります。
治療時期や照射回数は、赤みの濃さ・部位・年齢を診察で確認して決めます。
ウンナ母斑(Unna's nevus)
うなじや後頭部にみられる赤あざで、サーモンパッチより残りやすい傾向があります。
髪を結ぶ、襟元が開いた服を着るなどで気になる場合は、レーザー治療を検討します。
皮膚の厚みや赤みの強さを確認し、冷却を併用しながら段階的に照射します。
治療時期と通院の目安
- まず自然に薄くなる見込みと、治療を急ぐべき部位かどうかを診察で確認します。
- レーザー治療を行う場合は、肌の反応を見ながら数か月おきに複数回照射します。
- 乳幼児では保護者の方と相談し、通院負担や日常ケアも含めて治療計画を立てます。
保護者の方へ
乳幼児の赤あざは、自然経過をみる選択肢もあります。 見た目だけでなく、年齢・部位・通院しやすさを含めて治療方針を相談します。
レーザー治療の流れ
- 赤みの範囲と濃さ、既往歴、日焼けや湿疹の有無を確認します。
- V-beam II などの色素レーザーで、血管由来の赤みに反応する波長を照射します。
- 照射後は赤み・腫れ・紫斑の出方を確認し、次回の出力や間隔を調整します。
照射後のケア
- 照射後はこすらず、保湿と紫外線対策を続けてください。
- 赤み・腫れ・紫斑が出ることがあり、通常は時間とともに落ち着きます。
- かさぶたや強い炎症が出た場合は、自己判断で触らずクリニックへご相談ください。
リスク・注意点
- 効果や必要回数には個人差があり、赤みが完全に消えないことがあります。
- 一時的な赤み・腫れ・紫斑・色素沈着・色素脱失が起こる可能性があります。
- 保険適用や治療時期は診察で判断します。自由診療となる場合は事前に費用を確認します。