美容皮膚科
ピコフラクショナル・スポット
ピコフラクショナルをかなり強く、出血する程度まで重ね当てする施術です。組織を適度に壊して再生を促すことで、凹凸や色調の改善を目指し、複数回の施術で整えます。
適応となるお悩み
- ニキビ跡の凹凸
- 傷跡・手術痕の凹み
- 水ぼうそうのあとの凹み
- 毛穴の開きが目立つところ
照射設定と施術回数
- 通常のピコフラクショナルとは異なります。通常のピコフラクショナルでは、凹みの改善効果は劣るので、物足りない方むけの施術です。
ダウンタイムの目安
赤みが5〜7日ほど続きます。点状出血や薄いかさぶたが出ることがあります。
当日はワセリンを塗るようにしてください。
メイクは翌日から可能ですが、刺激の少ないスキンケアと十分な保湿・紫外線対策を1週間続けてください。
施術と当日の流れ
- 診察で瘢痕の深さ・範囲を確認します。
- 必要に応じて麻酔クリームで痛みを軽減し、施術中は冷風装置で熱感を和らげます。
- 照射後はダウンタイム中のスキンケア方法をお伝えし、必要に応じて外用薬を処方します。
- 長時間の入浴・サウナ・飲酒を控えると赤みの改善が早まります。
ホームケア
- 洗顔はやさしく行い、摩擦を避けてください。
- 保湿をしっかり行い、刺激の強いスキンケアは一時的に控えましょう。
- 紫外線対策を行い、日焼けによる色素沈着を防ぎましょう。
料金の目安
| メニュー | 料金 |
|---|---|
| 直線のキズ跡(1cmあたり) | ¥1,100 |
| 面状のニキビ跡・キズ跡(1部位あたり) | ¥8,600 |
| 麻酔クリーム(オプション) | +¥1,000 |
※1部位の目安は鼻・頬の一部・こめかみ・額・あご・口周り上下などで対応します。
リスク・副作用
- 赤み・腫れ・点状出血が出る場合があります。
- まれに色素沈着・色素脱失が起こることがあります。
- 炎症性のニキビが強い場合は先に治療が必要です。
- 治療効果に関するエビデンスは限定的で、凹凸の改善度には個人差があります。
妊娠中・授乳中の方は施術できない場合があります。事前にご相談ください。