しみ治療

セラピューティックプログラム

顔全体のしみを 2 か月前後で集中的に整える短期集中コースです。レーザーと外用剤それぞれの得意分野を組み合わせ、ダウンタイムをまとめて確保しながら肝斑や散在するしみを同時にケアします。

レーザーと外用剤のコンビネーション

レーザー単独・外用薬単独のいずれにも、それぞれの長所と短所があります。これらを組み合わせて短所を補い合い、2〜3 か月以内でしみや肌の質感といったコンディションをぐっと底上げする方法です。

「半年後に一番きれいになれる方法は?」と聞かれたときにご提案している治療です。
レーザーと外用剤の役割分担イメージ

プログラムの背景とエビデンス

全国で一般的な方法ではありませんが、開発者の水口敬先生(GAUDISKIN® 開発者・水口形成外科クリニック院長)が考案し、武川力先生(現 LIKI CLINIC 院長)が論文報告も行っている治療法です。

Takekawa C et al. Combination treatment algorithm for pigmentary disorders of the face. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2021

適切な製品を組み合わせます

当院のセラピューティックでは、基本的にGAUDISKIN®の製品を使用しています。

ニキビ肌や強いダウンタイムを許容できる方ではZO SKIN HEALTH®の製品を一部組み合わせる場合があります。

治療中に肌の反応をみながら濃度や使用量を微調整します。

必要な薬剤セット

最低限の組み合わせ例です。

  • インナーモイストTAローション(通常サイズ) ¥6,820
  • HQ クリア ¥9,900
  • トレチノイン0.1% ¥2,200
  • 開始前に HQ クリアとインナーモイスト TA ローションのミニサイズ(各 ¥1,485/¥1,760)でアレルギー確認を行います。
  • ハイドロキノンアレルギーがみられた場合は、HQクリアをエクラリバイブ(¥19,800)へ変更します。
セラピューティックプログラムで使う製品の使用ステップ

ピコスポット料金(セラピューティック用)

2025 年 8 月以降の料金です(7 月までの費用は診察時にお尋ねください)。

治療部位数 料金(税込)
1 部位 ¥3,000
2 部位 ¥5,500
3 部位 ¥9,000
4 部位 ¥13,000
5 部位 ¥18,000
6 部位(全顔) ¥24,000
  • 診察時に部位数とショット数の両方を試算し、よりリーズナブルな方を適用します。
  • 表示は目安です。
セラピューティックプログラムにおけるピコスポット照射範囲の目安
部位数ごとの照射範囲の目安です。シミの分布によって実際の照射範囲は前後します。

ダウンタイムの目安

  • 治療開始から約 10 日間はしみ部分が黒いかさぶたになります。
  • 1 か月程度は皮むけや乾燥、赤みが続きますが徐々に落ち着いていきます。
  • 経過は GAUDISKIN® 公式ブログでも紹介されています。

ダウンタイムをまとめて取りたい方向けの併用スケジュール

同時並行でニキビ跡や毛細血管、ほくろの治療も可能です。

ダウンタイムを凝縮する目的で、治療開始日にV-beamを併用してニキビ跡や毛細血管をケア治療開始から 3 週間目に炭酸ガスレーザーでのほくろやいぼの除去を組み合わせることができます。

それぞれの施術費用は個別メニューに準じます。

V-beam の併用は当院オリジナルの手法です。

治療後のメンテナンス

プログラム終了後は、レチノール製品を中心としたホームケアを継続することで良い状態を維持しやすくなります。

個人的にはGAUDISKIN® のデュアルレチノシリーズどれか 1 種は取り入れておき、時折ポイントでシミ取りレーザーを追加するイメージです。

もちろん、肌に合った製品であれば他のレチノール製剤でも問題ありませんので、合ったレチノール製剤のタイプをご紹介いたします。

ご予約について

  • 事前に外用剤のミニサイズでテストを行う必要があります。
  • 治療の趣旨やダウンタイムについて理解いただくため、美容皮膚科(担当:丸口勇人)の診察を受けてください。
  • 治療を行うにあたり、必ず事前診察が必要です。

診察を受けた方は、下記フォームからプログラム開始日の調整を行えます。

ご予約・ご相談

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施術の適応確認や副作用のご説明は医師が診察のうえで行います。
LINEへのお問い合わせで対応できるのは、あくまで一般的な内容となります。