形成外科

ホクロ除去

施術は形成外科専門医の院長が行います。診察でダーモスコピー等を用いて悪性の可能性を評価し、最適な治療方法(レーザー/手術)をご提案します。

適応の考え方

  • 青色母斑、先天性色素性母斑など、種類によっては切開(手術)がほぼ必須となる場合があります。
  • 平坦で小さいほくろはピコレーザーで徐々に薄くできる場合があります。
  • 隆起している・大きいほくろは削る治療(炭酸ガスレーザー)や切除も選択肢にはいります。

部位や大きさにより異なるので、診察でご相談ください。

術後瘢痕について

部位とサイズにもよりますが、ほくろを取ると必ずキズアトを残します

なるべく目立ちにくいキズアトになる方法をご提案します。

炭酸ガスレーザー + V‑beam による治療

物理的に削りとって除去します。2週間後をめどにしたチェックのタイミングで術後の赤みに対して V‑beam(色素レーザー)でケアを行います。

施術の流れ

  1. 診察・写真撮影
  2. 局所麻酔
  3. 炭酸ガスレーザーで隆起部を丁寧に削除
  4. 創部保護・ホームケア説明
  5. 2週間後に V‑beam 照射
V-beam ハンドピースで赤みケアを行う様子

V‑beam は術後2週間の再診時に1回照射します。ご希望があれば3〜4週間おきに必要に応じて追加照射します(赤みの早期成熟をサポートします)。1

炭酸ガスレーザーでほくろ除去を行う症例写真1
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炭酸ガスレーザーでほくろ除去を行う症例写真2
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炭酸ガスレーザーでほくろ除去を行う症例写真3
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炭酸ガスレーザーでほくろ除去を行う症例写真4
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ご料金(税込)

個数 料金(赤みケア1回込み)
1個¥4,900
2個¥8,800
3個¥12,800
4個¥15,800
5個¥18,800
6個以上1個追加ごとに +¥2,000

※ 術後2週間の赤みケア(V‑beam照射)は1回無料です。2回目以降は1回あたり1個につき¥500です。

ピコレーザーによるほくろ治療

ピコレーザーでほくろ除去を行う症例写真1
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ピコレーザーでほくろ除去を行う症例写真2
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ピコレーザーでほくろ除去を行う症例写真3
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ピコレーザーでほくろ除去を行う症例写真4
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ほくろピコ 料金(税込)

メニュー 料金
5個まで¥8,600
追加1箇所+¥1,100
当て直し(1箇所)¥1,100

繰り返しの施術で徐々に小さくしていく施術です。1度で取り切れるのはかなり小さなものだけです。

ダメージを最小限にして除去を目指します。複数回の施術が前提とお考えください。

  • 対象: 平坦で小さいほくろ
  • 対象外: 膨らんでいる/大きいほくろ → 手術や炭酸ガスレーザーが向いています。
  • リスク: 炎症に伴う術後の色素沈着(PIH)

手術によるほくろ治療(保険の可能性あり)

単純切除・巾着縫合・局所皮弁などを用いた除去を行う場合があります。サイズ・部位・皮膚の状態により切除が適していることがあります。

診断や悪性の可能性評価のために病理検査が必要と判断した場合は、保険診療の対象になります。費用は手術内容と検査の有無により異なります(診察時にご案内)。

手術によるほくろ除去の症例写真1
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手術によるほくろ除去の症例写真2
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手術によるほくろ除去の症例写真3
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手術によるほくろ除去の症例写真4
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リスク・副作用

  • 赤み・腫れ・出血・疼痛・感染
  • 色素沈着/色素脱失・瘢痕(最終的に白い瘢痕)
  • 部位により傷跡が目立つ・盛り上がる可能性

効果や回復スピードには個人差があります。気になる症状が続く場合は早めにご相談ください。

1 Cai Y, Zeng X, Ying J, Zhu Y, Qiu Y, Xiang W. Efficacy and safety of pulsed dye laser for the treatment of surgical scars: a systematic review and meta-analysis. Lasers Med Sci. 2022 Mar;37(2):1273-1282. doi: 10.1007/s10103-021-03385-z.

ご予約・ご相談

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施術の適応確認や副作用のご説明は医師が診察のうえで行います。
LINEへのお問い合わせで対応できるのは、あくまで一般的な内容となります。